【話を聞くだけでも、子どもの力になっている】
そのことを知っていてほしい。


子どもが悩みを抱え、苦しくなっているのを見ると、
親は自分のこと以上に辛く感じるかもしれないね。

悩みには、対策が打てるものもあれば、
打てないものもある。

すぐに解決策が浮かぶ場合もあれば、
浮かばない場合もある。

対策が打てなかったり、
すぐに解決策が浮かばない時は、

「どうしてあげたらいいんだろう」
「なんとかしてあげたい・・・!」

と背負いすぎてしまい、
どうしても心が重くなる。

相談にのる時に大切なことは、
子どもと一緒に深刻にならないこと、
一緒に沈んでいかないことが大切なんじゃよ。

いいかね。

「話を聞くだけでも子どもの力になっている」

そのことを、どうか知っていてほしい。

悩んでいる時、人に話を聞いてもらうと
ほっとするからね。

悩みを話しているうちに、
自然と頭の中が整理できたり、
自分の気持ちが明確になることもある。

「あなたのことを大切に思っているよ」
「どんな時もあなたの味方だよ」

そんな気持ちで子どもに向き合うと、
その想いは子どもに伝わる。

話を聞くだけでも、
子どもの力になっているからね。